屋根の雪下ろし・雪かきの重労働。雪将軍が軽減します。
積雪地域では毎シーズンの雪下ろし・雪かきに大変な労力と時間がかかっています。また、雪下ろし中の落下事故や屋根からの落雪による事故も多く発生しています。
- 積雪による事故・障害の主な例
- 耐久力を超える量の積雪による屋根の崩落
- 除雪が間に合わず公共交通機関のマヒ
- 屋根からの落雪、または屋根の除雪中の滑落による事故
2014年2月に東日本で大きな被害をもたらした大雪などは記憶にも新しく、雪の恐ろしさを再認識させられた事例です。
太陽光パネルと融雪装置が1つの屋根に共存
一度の工事で太陽光発電と融雪機能の両立が可能になるエスパワーの「雪将軍」なら、雪国でも1年中安定した発電と快適な暮らしが実現できます。
1.太陽光パネル自体が発熱するから屋根を痛めません
エスパワーの雪将軍は発熱体がパネルに封止されているので、経年による発熱体の剥がれ落ちの心配がありません。 また、屋根に施工する融雪システムと違い、通常の太陽光パネルの取付と同様の施工でOK。 既存の屋根をそのままに、融雪屋根へコンバージョンできます。
2.万全の安全対策
パネルに取り付けられた端子ボックスには「発火防止用安全回路(ヒューズ)」が内蔵されているため、異常発生時に電力を遮断します。パネルの系統毎にELCB(漏電遮断機)を接続し、不足の事態に備えます。 また、出荷前には全てのパネルに対して融雪部の発熱確認(200Vで通電1時間)を行っています。サーモグラフィーによる温度計測により、規格値かつ発熱にムラが無いことを確認しております。
3.パネルが発電するからローコスト
エスパワーの太陽光パネル「サンチェリーソーラー」を融雪用に再設計。冬場の融雪機能はもちろん、融雪の必要の無い季節には通常の太陽光パネルと同様に発電します。「発電(売電)するからローコスト」に融雪システムを導入いただけます。
融雪システムの概要
融雪パネル、降雪センサー、電源制御盤で構成されており、降雪センサーが雪を感知した際に、融雪システムが作動します。融雪に使用する電源は、各電力会社より提供されている融雪用電力を使用します。(例として、東北電力の場合は『楽々スノープラン』)また、電源制御盤は手動と自動の切り替えが可能です。 設置が可能な屋根は「金属・スレート、瓦、ガレージなどの折板屋根となります。
※屋根勾配や積雪量により設置条件が異なります。
※融雪用電源を使用したシステムとなりますので、野立て設置は出来ません。
※自動運転の場合、降雪感知した時のみ融雪システムが発動するため、24時間通電しているわけではありません。
融雪システムの保証
融雪ヒーター部と電源制御盤や降雪センサー、融雪センサーケーブル以外は、エスパワー太陽光発電システムと同様の保証制度となっております。※保証開始は系統連携開始より
10kW未満のシステム
- 太陽電池パネル出力保証10年間
- 太陽電池パネル、架台、パワーコンディショナ、接続箱、昇圧器、他付属品や付属配線、設置時に供給したものは10年間となります。※パワーコンディショナのモニターは10年保証対象外となります。
- 融雪ヒーター部は2年間、制御盤や降雪センサー(融雪センサーケーブル含む)は1年間の保証となります。
10kW以上のシステム
- 太陽電池パネル出力保証10年間
- パワーコンディショナ10年間。(指定メーカーが対象)
- 融雪ヒーター部は2年間、制御盤や降雪センサー(融雪センサーケーブル含む)は1年間の保証となります。
融雪パネルシステム自然災害補償制度
融雪パネルシステム機器保証には通常の太陽光発電システム同様、「自然災害」に起因する事故によって生じた災害補償も含まれております。
【補償対象期間】 系統連系開始日より10年間
【補償限度額】 40万円/1事故1kW あたり
融雪パネル「雪将軍」仕様
- 対象:48セルタイプ(SCS-M190AA、SCS-M200AA、SCS-M215AA) ※2015年3月時点
- 重量:融雪パネル1枚あたり19kg
- 発熱温度:外気温から+10℃ ※使用環境によっては誤差が生じます。
- 動作電圧:200V
- 消費電力:140W(±20W)
- 風圧/積雪荷重:通常の太陽電池パネルと同様、5,400Pa(積雪1.5m相当)
注意事項
- サンチェリーソーラーパネルのみ、オプションとして申込みが可能です。(他社製パネルには対応しておりません。)
- 融雪パネルは製造過程で太陽電池パネルに組み込みますので、既存のパネルに後付はできません。
- 手動操作や停電などにより融雪システムに電力が供給されない場合、通常の太陽電池パネル同様に雪が積もります。そのため架台の積雪条件は、通常の太陽電池パネルと同じ条件で指定をお願います。